『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の方が完成度が高いのは分かってるけど、好きなのはゴーストバスターズなんだよなあっていうのが、子どもの頃からの感覚。あのロゴマークの何かを身につけている人を見ると、羨ましくて仕方なかった。
代わりにってわけでもないけど、お小遣いで「マシュマロマンマシュマロ」を買って、わくわくしながら食べた。おいしくない以下の何かだった。いたいけな少年の夢を搾取するようなものが、今とは比較にならないくらい多い時代だったなあ。
しかしそれも、続編の『ゴーストバスターズ2』が裏切った期待の大きさに比べれば、チョーカワイイもんだったかもしれない。
同時期に公開された『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』もなかなかのもんだったとは思うけど、あれは三作目とのコンビネーションで許された感があるし。
……何だっけ。
そうそう、こっからが大事な話。
娯楽映画としては微妙な、とても微妙なゴーストバスターズ2だけど、スピリチュアルな面では大いに評価すべき作品なのです。
グローバリズムの波もあって近年は弱まってきたけど、アメリカの映画で霊が出てくるとね、どうしてもキリスト教の要素が絡んできちゃうみたいなのがあって。無宗教かどうかじゃなくって、単純にもう、霊的に間違ってるよそれってなっちゃうことが多いのよね。
ところがこのゴーストバスターズ2の「善のエネルギー」の明快さは素晴らしい! それがニューヨークの下水道から始まる感じなんかも極めて正しくて、感心しちゃう。
スピリチュアルの教科書として見たときに、こんなに分かりやすい映画もない。一般的には低評価なのに、そこを軸に見直すと途端に魅力的になる。隠れた逸品、お得な一本でございます。
Shin01