夏の風物詩について書いてたはずが置くとお婆、いや10月になるとは。さすがにこう、しれっと書き足すこともできず。
ええっと。
ええーっと。
うん、ほん怖。ほん怖ね。
お、面白かったよね。
特にほら、あの話とかさ。
背の高い女の人が竹を自宅にさ、自分よりも背が高くなっちゃってさ。
いや、違うの。違うのよ。いいえ違います、違うんですってー。
我ながらひでえな。
ほん怖に限らずね、よくできたホラー、面白いホラーっていっぱいあるでしょ。日本で受けがいいのは「結局何だったんだろう」みたいな感じのが多いのかな。
仕事柄なのか、見終わってから検証するような時間がある。映画館の帰りに友達同士でああでもないこうでもない、みたいなのとはちょこっと違う角度でね。
ほん怖だと「恐怖幽便」を元にしたエピソードがあって、実話っぽい感じで展開される。だからこっちも一応「実話だとして」っていうスタンスで検証するんだけどさ。ドラマにする、娯楽にするっていう時点でやっぱりね、換骨奪胎、取捨選択的な、怖くて面白い映像にするための作業があるわけで。
実話だったとしても、抜け落ちたり、付け加えられたりするってことがいっぱいあって、霊的エピソードとしてはずいぶん歪んじゃうのよね。だから結局、正確な検証なんてできなくって。
娯楽として楽しめばそれでいいんだけど、よくできたホラーだと「お化けとは、霊現象とはそういうもんだ」と信じさせてしまうような力があって、何だろうな。「誤った常識」の元になっちゃうんだよね。そういうものを真面目に信じすぎるマニアさんにですね、こっくりさんみたいなものがくっつきまして。ややこしいことが起きたりします。
Shin01