CHAGE and ASKAの『ENERGY』というアルバムの中に「迷宮のReplicant」という曲があって、もやーんとした空気に包まれた街を見ると思い出す。好きな曲だから、カラッと晴れてても思い出すけど。
中学生が聴くと、歌詞がもう、うおお大人の世界だって感じでね。雨の中、車を運転してる感じとか、それが夜の高速道路だとか。中学生には手に入らない、自分だけの空間感が凄い。
そんな中でさらにね、濃密であろう恋人との時間、そして未来を語られるんだからもう、想像に想像を重ねるしかないし、それが楽しいわけですよ。
ただ、今年の春先の靄を見て思い出したこの曲は、全然違う味わいで。
「夢の中で夢を見る」っていうフレーズがあるんだけど、それがこんな風に響くようになるなんてね。
どうだい、あの頃の僕。年はとってみるもんだ。