2018年3月22日木曜日

「お墓参りしなきゃ駄目!」って言われたら

 もしあなたが「長いこと墓参りをしてない」という事実を、そのことだけをシンプルに気に掛けているとしたら、今すぐ忘れていい。そんなこと言われても、長年気にし続けてきたことは忘れるのが難しいから、墓参りしちゃった方が早いんだけど。

 物理的な時間の長さに関係なく、肉体から解き放たれた魂にね、わざわざ名前を与え直して、それでいて家の名前の刻まれた墓に縛り付けようとするっていうのはさ。

 怖いよね。

 「私はそこにはいません」って流行ったけど、あれはうん、そういう意味ではとても良かった。ついでに「トイレにもいません」ってあればもっと良かった。

 実家に戻るとか、生まれた土地に戻るとかっていう、その必然性をね、先祖やらお墓に持たせたのがそもそもなんだとは思うけど。

 そんなことが、その程度のことがね、生きている人間と、そのイメージの中の先祖とを縛り付けて、伝統みたいな顔をしてるってのがたまーに腹立つのよね。

 誰なんだ、それで得してるのはっていう。

 まあ、参る墓っていうか、手を合わせる場所があるってのは、偶像崇拝みたいなもんでね。生きてる人間にとって便利だから、何となく定着していくんだけど。利便性が法律みたいな顔でのさばってたり、それに意味もなく従ってたり、いや、従うのは勝手だからいいんだけど、無言で強要したりする奴がいるっていうのはね。

 「してみたら意外と良かったよ」ならいいんだけどさ。「そりゃお前、しなきゃ駄目だ、今すぐしろ!」みたいなのはちょっとねえ。


Shin01

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