2018年10月4日木曜日

帰ってきたほん怖の検証

 つ、つづきです……。

 夏の風物詩について書いてたはずが置くとお婆、いや10月になるとは。さすがにこう、しれっと書き足すこともできず。

 ええっと。

 ええーっと。

 うん、ほん怖。ほん怖ね。

 お、面白かったよね。

 特にほら、あの話とかさ。

 背の高い女の人が竹を自宅にさ、自分よりも背が高くなっちゃってさ。

 いや、違うの。違うのよ。いいえ違います、違うんですってー。

 我ながらひでえな。

 ほん怖に限らずね、よくできたホラー、面白いホラーっていっぱいあるでしょ。日本で受けがいいのは「結局何だったんだろう」みたいな感じのが多いのかな。

 仕事柄なのか、見終わってから検証するような時間がある。映画館の帰りに友達同士でああでもないこうでもない、みたいなのとはちょこっと違う角度でね。

 ほん怖だと「恐怖幽便」を元にしたエピソードがあって、実話っぽい感じで展開される。だからこっちも一応「実話だとして」っていうスタンスで検証するんだけどさ。ドラマにする、娯楽にするっていう時点でやっぱりね、換骨奪胎、取捨選択的な、怖くて面白い映像にするための作業があるわけで。

 実話だったとしても、抜け落ちたり、付け加えられたりするってことがいっぱいあって、霊的エピソードとしてはずいぶん歪んじゃうのよね。だから結局、正確な検証なんてできなくって。

 娯楽として楽しめばそれでいいんだけど、よくできたホラーだと「お化けとは、霊現象とはそういうもんだ」と信じさせてしまうような力があって、何だろうな。「誤った常識」の元になっちゃうんだよね。そういうものを真面目に信じすぎるマニアさんにですね、こっくりさんみたいなものがくっつきまして。ややこしいことが起きたりします。


Shin01

2018年8月23日木曜日

ほん怖の検証

 今年もまた『ほんとにあった怖い話』が放送された。開始当初からずっと楽しみにしている番組で、どんな形であれ続いてくれるのはありがたい。

 そういえば、昔は自分がそういうことも仕事にするなんて夢にも思わなかったなあ。怖いエピソードを厳選して、妹の彼氏にまとめて見せて大笑いしたなあ。元気かなあ、あいつ。お化けより怖い女に捕まったりしてないかなあ。

 今では私がおじいさん。

 間違えた、ええっと、つ、つづく……。


Shin01

2018年7月31日火曜日

虫の知らせの意味を習性で知る

 ベランダのホテイアオイに花が咲いて、懐かしいなあと感慨もひとしお。

 熱帯魚が飼えなかった子どもの頃は、ベランダで飼える金魚とメダカ、ホテイアオイが「僕の水辺」って感じだったんだよね。

 で、久しぶりのホテイアオイにはやっぱりアブラムシがついてて、感慨はないけどこれもまあ、まあ懐かしい。

 でも大人だから、台風に飛ばされてテントウムシでも来てくれりゃいいのになあって思ってたのよね。

 そしたらあなた。

 アリが。羽の生えたオスアリが来てましたよ。

 そっちじゃないのよ、頼んだのは。アブラムシ(アリマキ)の味方が来ちゃってどうすんのよ。

 まあ、こういうのはあれです。あんまり良くない方の虫の知らせ。


Shin01

2018年4月10日火曜日

迷宮のReplicant

  CHAGE and ASKAの『ENERGY』というアルバムの中に「迷宮のReplicant」という曲があって、もやーんとした空気に包まれた街を見ると思い出す。好きな曲だから、カラッと晴れてても思い出すけど。


 中学生が聴くと、歌詞がもう、うおお大人の世界だって感じでね。雨の中、車を運転してる感じとか、それが夜の高速道路だとか。中学生には手に入らない、自分だけの空間感が凄い。


 そんな中でさらにね、濃密であろう恋人との時間、そして未来を語られるんだからもう、想像に想像を重ねるしかないし、それが楽しいわけですよ。


 ただ、今年の春先の靄を見て思い出したこの曲は、全然違う味わいで。


 「夢の中で夢を見る」っていうフレーズがあるんだけど、それがこんな風に響くようになるなんてね。


 どうだい、あの頃の僕。年はとってみるもんだ。

2018年4月9日月曜日

賢いちゃんの密室へようこそ・後編

 つづき!

 女性の身体に現れる様々な変化を、「神とのよりはっきりとした繋がり」ではなく、「穢れ」として貶めたのもまあたぶん、男性でしょう。あるいはまあ、男性から異性として見られなくなりつつあるような年齢だとか、身体的特徴のある女性。

 理不尽なルールは、理不尽な感情から生まれたと考えるのが自然だからね。羨ましいものは見えないところにやってしまえばいい。いやほんと、書いてみると滅茶苦茶なんだけど。それを平気でやるのが人間なのよね。

 穢れを作れば、穢れのない人が清浄だという階級意識も構築できる。神事は穢れ禁止です、霊的世界も男、あるいは処女または老婆が仕切ります、みたいな。

 そういう男性社会を味方につけるには、本物の霊能者でさえ、性別を問わず能力を儀式化することが求められただろうし。

 めんどくせえなあ。

 嫉妬に基づく宗教なんてものはもう、疑いようのない迷信で、社会がそれに振り回されるようなことがあちこちで繰り返されてきて。

 だから科学が台頭して、物質世界にシフトしていったのは当然の流れなんだけどさ。

 その裏側には常に男性世界がある。これがね、気にくわないのよね。

 もちろん、精神世界とか、不思議なことにハマる男もいる。だけど、妙に理屈っぽくなるっていうのかな。何かこう、体系化した上で語りたがる。幽霊よりも宇宙人の方が科学的だと信じるような感じっていえば分かるかね。証拠があれば本物だとか、どうせないんだろうほら偽物だとか、可視化にこだわって本質をね、早ーい段階で見失っちゃう。

 血統とか儀式にこだわるのは男で、それがナンセンスだってことはまあ、物質世界的にもバレてきちゃってて、バカみたいな話なんだけどね。それをありがたがる女性もいるんだから、まだまだ世界はでたらめだ。


Shin01

2018年4月8日日曜日

賢いちゃんの密室へようこそ・中編

 今回は前回のつづきかもしれません。

 二人だけの世界なら、相手をバカだと固定してしまえばいい。自動的に自分が賢い方になる。だから、閉ざされた世界を維持するためなら何でもする。賢いちゃんにとってはそれこそが「生きる術」だから、そのための技術も磨かれていく。

 これが強めに外部に漏れればね、たとえば犯罪として暴かれるけど。ごくごくソフトな密室技術はそこら中に転がってるし、「珍しいことでも何でもない」とすら思えてしまうのが怖いところ。

 今の世の中というか、社会がね、極めて男性的だってことはもう、誰でも分かるでしょ。それってただ大きくなっただけの密室で。

 変えていこうと思うのは大変で、社会がそうならその上でうまくやっていこうと思う方が「賢い」。だから「そんなこと誰でも言える」って言葉を使う賢いちゃんレディーは、男性社会的物質主義者四川風麻婆豆腐担々麺定食。

 精神世界っぽく考えると、まあ単純に女の人の方が神秘的だったんだろうな、と。矛盾するけど、物理的に神秘的でしょ。生理とか妊娠とか母乳とか、見た目の変化が凄いじゃない。

 神様の影響を直接受けているような気がね、しちゃうじゃない。男からすれば。

 その中でどう威張っていけばいいんだっていう知恵を絞り、力を合わせていった結果が、今の男性社会、物質世界なんでしょうね。

 力が強いだけだと揶揄されないように、論理的な側面を強化していったんだけど、言葉にならない部分、(霊的)感性がより鈍化して、「女の勘は恐ろしい」と(バカにしたっぽく)言い続けることになった。

 つづきましょう。


Shin01

2018年4月7日土曜日

賢いちゃんの密室へようこそ・前編

 前回の「『誰にでも言える』は誰にでも言える」に登場するような男は、実はたくさんいる。キャバクラ勤めを強要するような男でなければいい、という話ではない。

 実際、自分の交際相手、結婚相手はそこまでひどくないと思い込んで、むしろ安心しちゃうような人って多いのよ。その数がね、ああいう男を支えているわけだから。

 自分は違う、と思い込む。

 比べればマシだと思っているならまだしも、自分の場合は愛されているから違うと思い込んでしまう。

 「お前はバカだ」と言われ慣れてると、それが落ち着いてしまう。虐待されて育つと、交際相手からのDVを安心として受け入れてしまうって話と同じなんだけどね。

 バカだって言われたくなくて、心配させたくなくって、「そんなこと分かってる」っていう方に無理矢理落ち着けていくとかね。

 たびたび書いているように、偽物っていうか、ろくでもない霊能者や占い師はたくさんいるよ。

 ただ、「そんなこと誰でも言える」系の「自称賢いちゃん」もいっぱいいる。

 発言だけを切り取れば「誰でも言える」ようなことでも、それがどこから出たのか、何を見て言ったのかによって、意味がまるで異なってくる。

 賢いちゃんは賢くないから、それが分からない。自分以上に物が見えている世界なんて想像すらできないから、二人だけの閉ざされた世界になればなるほど、断定的な物言いをする。

 つづく(あっ、断定的だ!)。


Shin01

2018年4月6日金曜日

「誰にでも言える」は誰にでも言える

 むかーしむかし、あるところに。心の綺麗な、何とも素直な娘さんがおったそうな。

 ある日のこと。霊能者や占い師なんかに言われたことを、彼氏に話してみた。

 すると彼氏はすぐに、大きな声で

「そんなこと、誰にでも言えるんだよ!」

 と怒鳴り始めた。

 「誰にでも当てはまるようなことを言って、あとは反応を見ながら合わせてるだけなのに、そんなことも分からないのか! だからお前は駄目なんだ。そんな奴に使う時間があるなら、キャバクラで働け。同じ時間で金が増えるんだぞ。そしたら俺と旅行にだって行けるようになる。二人で幸せになりたくないのか。俺一人が頑張ったって駄目なんだよ、お前の協力があって初めて、二人の幸せに繋がるんだ。」

 そう言われて娘は、ああそうだ、彼氏の言う通りだ、自分は本当に駄目な人間だと気づくことができました。二人の幸せを考えて、こんな駄目な自分のことを真剣に怒ってくれる彼氏と旅行をしたいと、心から思ったのです。

 喜びで涙を流しながら、娘はすぐにスマートフォンを手に取りました。思い立ったが吉日、キャバクラの面接もすぐに決まりました。心配だった洋服も、彼氏が知り合いから借りてくれるそうです。それも今すぐ!

「今日はお前の記念日だ。祝杯もあげないとな。ガソリン入れてくから、チューハイの分、ちょっと出しといてくれるか?」

 彼氏の背中を見送った娘は、これからはどんなことでも二人で乗り越えていけそうだ、という気持ちでいっぱいでした。二人の絆を証明するためなら、キャバクラなんてちっとも怖くありません。もっともっと凄いことだってできそうです。

 めでたし、めでたし。


Shin01

2018年4月5日木曜日

霊障治療を阻むもの・後編

 おとなしく、前回のつづき。

 そうそう、みんなね、おとなしいからね。あてはめ上手になるのよ。それは別に、悪いことばっかりじゃないし。地域や文化、風土や家族。いい部分が作り上げてきたいいものだってたくさんある。

 ただ、そこに乗っかって何の努力もせずに「四の五の言わずに従えばいいのですなぜなら私たちもそのようにしてきたからですそしてあなたも私たちになるのです」っていうね、激ヤバ閉鎖社会および文化あるいは親族両親家庭みたいなのが売るほどあるっていうか、売れ残ってるのに威張ってるし、喜んで定価で買ってる人たちもいっぱいいる。

 そういうからくりを分かっていても、どこかで慣れていたり、慣れてしまう方が楽だっていうような部分があって、それを「賢さ」に置き換えて生きていく。

 「ストレス社会で必要な賢さ」がマニュアル化されているような部分があるのよね。みんなが良かれと思ってやっていることが似通ってくる。

 だとすれば、「した方がいいこと」よりも「しない方がいいこと」を書いていく方が実用性が高い。

 まあそのー、「否定ばかりで具体的な解決法が書かれていないから生産的ではない」っていう断定の仕方もマニュアル化されちゃってるんでね、これまた難しいところではあるんですが。

 そういう人は結局、「痛いのだけ取ってくれりゃいい」とか「生き方なんて聞いてないんだよ」とか「未来を教えてくれよ」だの「過去を当ててみろよ本物かどうか見極めてやるから」だのあとえっとまだまだあるぞはあはあはあ。

 ええと、つまり。

 「しない方がいいこと」にだって、意味はあるんだ友達なーんーだー。


Shin01

2018年4月4日水曜日

霊障治療を阻むもの・中編

 つづき。えー、まずは前回のおさらいから。いらんわ。

 自分がどういう性質かっていう認識、自覚は、環境によって歪められることが多い。家庭や学校、職場なんかを経験していく中でね、自分の価値やバランス感覚を確認していくものではあるんだけどね。

 そもそも「環境を選ぶ才能がない」っていう人がかなりいて、いや、それで幸せならいいんだけど、ぼんやりとした不安を抱えたまま、ぼんやりと具合悪く、慢性の痛み痒みに付き合って生きてたりする。

 歪んだ前提をどっさり背負って、「肩こり 治療」とか検索しててもしょうがない。

 叩き込まれたり、刷り込まれたりした「おかしな前提」を引っぺがしてからでなけりゃ意味がない。

 「和な伝統の罠」でも書いたけど、「叩き込む」とか「刷り込み」っていう病魔にとって、この国は非常に心地よいところで。文化風土全体が病巣だと言っても過言ではない。で、それは多くの人にとって「当たり前」なわけよね。相談してみても「そんなの別に珍しくないよ」とか「どこも同じだよ」って返ってきちゃったりして。

 インターネットの時代になって、被害者っていうのかな。大勢に潰されそうになったそういう人たちの声も目立つようになったけど、対策や対処法なんかがね、やっぱりマニュアル化されてきちゃうんだよね。

 インターネットの時代は、検索の時代。自分と同じ症状、当てはまる項目を探すことが上手くなる。精神世界っていうのは、そこから一番遠いところにある。

 そしてつづきは次回にある。


Shin01

2018年4月3日火曜日

霊障治療を阻むもの・前編

 僕は「こうすればいいよ」よりも「こうしない方がいい」っていう書き方を採る。

 人にはそれぞれ長所があって、そこを活かしながら生きていくことに意味がある。

 同じようなトラブル、同じような霊障に見舞われたとしても、その人の個性によって原因も対策も異なるんだよね。

 それを無視して、「やるといいこと」だけ並べていっても意味がない。そんなのはお祓いなんかのエクソシズムと同じで、根本的な解決、再発の防止にはならないから。

 精神世界ってのは、マニュアル化に向かないもんだと思う。個人の性質と深ーいところで結びついてるから。

 僕がやってる「剥がし」の基本もそこにある。「その症状だったらこういう治療をしますんで、このくらいの料金でやりますよー」ってまとめられないのが辛いとこよ。皆さんお好きでしょ、そういう一覧表みたいなの。

 自分の長所って意外と分かってないもんでね。家族や友人知人、周りの人間が揃いも揃ってろくでもなければもう、見当違いの「あなたはこういう人間よ」のまんまで固定されちゃってるっていう。

 地獄絵図なんだけど、地獄生まれ地獄育ちなら、そこが地獄かどうかも分からない。ここまで読んでも、他人事だと思っちゃってる。せっかく「ひょっとして」って思えても、地獄の親友に相談しちゃうもんだから「お前、何こんなのに騙されてんだよ」って飲み屋で説得されて終わったりして。

 長くなるつもりはなかったのに、次回につづいたりして。


Shin01

2018年4月2日月曜日

見える儀式で見えなくなるもの

 見えないものを見えるもので制御していこうってのはナンセンスなんだけど、それを何とかやっていこうとしてるのが現代社会で。

 症状に名前をつけたり、それを告げられて(なぜか)安心するのもその一つ。

 告げられて「俺もついに」みたいなね、「一回戦から強豪校かよー」的な不戦敗気分になったりもするんだから、いいことばかりじゃないっていうか、良くて半分なんだけど。

 お互いが半分ずつ楽になれれば割といいですよねってとこか。

 伝統を笠に着ただけの儀式の存在意義もまた、そのくらいのもんなのかもしれない。

 ただね。

 霊障を儀式に委ねる場合の、双方が本質を見ようとしない、その合意の罪深さは凄まじいなと。

 闇雲に「スーツ着てこい」、「スーツも着ないで何様だ」みたいなおっさんばりの、外見だけで片づけようとする感じが凄いっす。その人が本質を発揮できる服装かどうかの方が重要なのに、俺様に会うからにはそれなりの服装でまず覚悟を見せてもらおうみたいなね、へりくだってやって来るかどうかで満足しようとする感じがもう、見えないものを見る力がゼロなんですマンかお前は。

 見えないものを見る程度に差があって、その優越感と劣等感を恐れたんだな世界は、と思う。ちょいちょい思う。

 それはまあ、見えるふりをしてる悪い奴がいて、悪い奴だから権力を握ろう、拡大しようとしたからっていうのもあるんだろうけどさ。

 「スーツは合理的じゃない」っていう時代になってきたのはちょっといいけど、中身を見ましょうってのとはまた別の話なんだよな。


Shin01

2018年4月1日日曜日

和な伝統の罠・後編

 つづきでございます。

 さらに厄介なのは「生まれつき」って言葉。生まれつきってのはいつからを指すのかね。温かいかどうかはさておき、誰もが親の思いの下に生まれてきて。親が子に使う「生まれつき」の何とまあ、無責任なことよ。

 前編でも書いた通り、和に見せかけた輪の罠が、この国の文化にはもう、あまりにも多い。それが国や地域や家族の「全体」に寄与したからって、個人を蝕んでいい理由にはならんでしょう。

 そういう全体の無神経さというか、全体主義の横暴に対してね、「体質」とか「生まれつき」って言葉が有効な防御手段になる。なっちゃう。全体に服従させようとするだけの奴と無駄な議論をせずに済むから、便利なのよね。

 便利な部分があるからこそ、寄生が共生になる。

 治らないことが武器になる。

 体質って言葉は便利なんだよね。「そうなんだからしょうがない」っていう、控えおろう控えおろうご老公で御座候。

 無理解っていう横暴に対して、被害者を肩書きに闘う。全体主義を拒絶するようでいて、奇妙な共生関係、無意識の輪を自ら構成してしまっていることに気づけない。

 そういう環境が、霊障を育てる温床になる。

 街を歩けば、明らかに霊障だなと思われる症状に苦しんでいる人が目に入る。みんなが思っている以上に、霊障ってのは目に見えるもんなのよ。目に見えるから、医学に定義されちゃうし、そういうもんだと覚えてしまう、信じさせられてしまうだけでね。

 治りたいってことは、そこから抜け出したいと思うかどうかだから。緩和するだけの薬をもらいに行き続けることよりも、実はずっと難しい。

 それを理解した上での僕の仕事はあれだな! プロだな!


Shin01

2018年3月31日土曜日

和な伝統の罠・中編

 つづきだよ! ……いや、たまには元気よくと思って。

 「いい子だいい子だ」は「物わかりのいい子」だったりするでしょ。心の中に「黙って従う習慣」が作られると、霊障を受け入れやすい体質になる。普通ならちょこちょこ入れ替わるような小さな生き霊が、長く居座るようになる。

 ホテルみたいだね。あ、ホテル住まいの人の悪口じゃないよ。でもうん、ホテルみたいなもんだと思うのもいいかもしれないね。すぐにまた、誰もいなかったみたいになる。

 「一時的なアレルギー症状」ってあるでしょ。霊障ってのはまあ、基本的にはああいうもんで。変なお客さん、はしゃぎ過ぎなお客さんも来るけど、家財道具を持ち込んで暮らし始めるわけではない。いつかは「やっぱり自分の家が一番だ」と帰っていく。

 だけどまあ、たまーにね、帰らない奴が出てきちゃう。他人の身体は他人のものなのに、定住する。異物が定住するってことは、違和感が違和感のまま定着してしまうということでね。これが「慢性」の症状になる。

 これはしんどい。異物感、違和感が続くんだから。強弱の問題じゃないんだよね。ストレスがずっとあるってことだから。あんまりにもしんどいから、「こういうもんだと受け入れちゃう方がいい」って気分が生まれる。本人だけならまだしも、何かそういうアドバイスをしてくるアホも湧いてくる。

 「試練」なんて言い方(を好む連中)も存在するけど、お馴染み「霊を呼ぶ巣箱」的な心が招いている部分ってのが必ずある。だから、「悪いことは何もしてない」100%の被害者なんていない。

 それをただ受け入れた方がいいなんてことは、断じてない。そんなものが「和の心」であるわけがない。

 次回に続かないわけがない。


Shin01

2018年3月30日金曜日

和な伝統の罠・前編

 人と人とが生きていく上で、「概ね都合のいい仕組み」が採用されていく。それが続けば伝統やしきたり、信仰になったりする。

 「最初はただの都合だった」が忘れられて、形だけが受け継がれていく。「ルールだから」とか「そういう決まりなの」って言う方が便利だからね。すぐ始めさせられるし。

 民主主義と同じで、大勢のためのルールが合わない人、そのことで苦しむ人がいる。

 一人に対して「あんたのせいで、みんなが迷惑しとるんじゃ」って大勢で言いに来るけど、そのエネルギーを例えば国に対して「戦争のせいで、みんながどんどん死んでいくんじゃ」と向けたりは絶対にしないよね、あの人たち。

 あれ? 何の話だっけ。

 ええっと、そうそう。

 地域や集団を守るためのルールがあって、それを支えるために育つ信仰ってのもあるのよ。神様の名を借りるっていうか、捏造するんだよね。神様の形を作れば、そこに入ってくれるこっくりたんなんていくらでもいるし。歴史や伝統なんて、怪しいもんなのよ。

 物心つく前に「何となくそういうものだと覚えさせられる」ことは多い。理由を説明できない大人ばかりだと、理由を尋ねることが悪になる。

 「お母さんはあなたのためを思って言ってるのよ!」もそう。

 結果として目指すべき「和」が、最初から縛っておくための「輪」にすり替わったまま、ありがたそうに担がれるなんてことはもう、しょっちゅうある。

 次回につづくこともしょっちゅうある。


Shin01

2018年3月29日木曜日

霊は匂うよ聞こえるよ・後編

 つづきでござる。いやあ、霊の話から恐竜の話になるなんてねえ。どうすんだろねえ。

 僕ね、古生物学者になりたいって思ってたんだけどさ、少年の頃。なれなかっただろうなっていうか、なれてなくて当然だなと。知識とも呼べないような、本だけ読んでね。コレクターというか、オタクというか。切り拓いていく感じがなかったもん。

 昔からの「非科学的なものは信じない」とか、最近なら「病院へGoです」みたいな言い方ってあるじゃない。自分で考えてない。誰かの知恵や経験を、極めて部分的に借りてるだけ。根拠なく否定し、根拠なく勧める。しかも上から目線。おぬしは何を知っとるんじゃい。無意識の権威主義って恐ろしいよ、門徒ちゃん

 見えないものを見せてくれる映画や漫画によって、霊能力とは「見えるもの」だと、視覚的に覚えてしまうっていう。これはもう、物凄く強烈な体験で。ほとんど刷り込まれちゃうんだよね。「見えるか見えないか」っていう基準を。

 ブルース・リーが教えてくれたじゃん、「考えるな、感じろ」って。これも微妙なのか、今の時代は。いや、僕もそこまで世代じゃないんだけどさ。

 感じるってことは、見える(私にも敵が)とは限らないわけで。「霊を聴く」、「霊を嗅ぎ分ける」ってこともあるわけよ。それが分からんのです、偉い人にも偉くない人にも。なのにみんな偉いつもりでいるという。みんなっていうか、偉いつもりの奴の声が大きいんだろうけどね。

 これまた前にも書いたけど、マニアほど情報をね、視覚でかき集めて、読みあさるじゃない。信じるジャンルや度合いは少数派なのに、証拠で資格を論じたがるあたりは多数派で。目先の賢さばかりを争うんだから、視覚に囚われてるんだけど、気づかない。

 大事なのは、問題が解決か、改善すること。原因が分かって、再発を防げること。本物に見えるかどうかじゃないのにね。


Shin01

2018年3月28日水曜日

霊は匂うよ聞こえるよ・中編

 はい、つづき。

 見えないものを見せてくれるっていうのはやっぱり、映画や漫画だったりして。そこを通らずに生きてきて、このブログを読んでる人っているんだろうか。

 あともう一つは科学ね。顕微鏡で見せてくれたり、未知なる何かを解明してくれたり。水生昆虫とか、淡水魚・熱帯魚の写真にはハマったなあ。自分が呼吸できないでしょ、水中って。そこで生きてるものたちの世界を大きく見せてもらえたり、止めて見せてもらえるってのはいいよね。

 その前は恐竜。呼吸がどうとかの前に、いないんだもんね、もう。尻尾引きずってる本ばっかり読んで育ってさ、「恐竜は冷血動物」だと覚えて。それがいつの間にか「恐竜は温血だった」になって、温血冷血っていう言葉自体も恒温変温に変化して。

 数年後には『ジュラシック・パーク』! 映画館で泣いたもん。「こんな世界を見せてもらえるときが来るなんて」って。

 あれから何年? 二十年以上経つ? 今じゃ羽毛が生えてるもんね、肉食恐竜。羽毛あったら恐竜の絵なんて描いてなかったかも。

 いや、でもね。

 恐竜博士と呼ばれていた子どものころね、肉食恐竜の足がかっこいいんだよなって思ってたの。で、動物園なんかでダチョウの足とか見てね、うおお恐竜に似てるぜって。でも、「鳥は現代の恐竜なのではないだろうか」とはちらりとも思わなかった。何が博士だよ僕。

 知識を求めて勉強だけしちゃうと、偏見もガッチガチに育つのよね。

 つづくのよね。ここで終わってもねえ。


Shin01

2018年3月27日火曜日

霊は匂うよ聞こえるよ・前編

 「生き霊は夢に隠れている」でも書いたけど、僕たちってかなり視覚に縛られてるのよね。

 お化けが見える、霊が見える、過去が見える、未来が見える。霊能者ってのは「見えないものが見える」みたいな解釈になりがちだし、何かそれを基準に本物だ偽物だって語られちゃう

 まあ、見えるってのは分かりやすいんだろうけどね。「聞こえる」だと妙に軽く扱われるでしょ。「変な声が聞こえる」って言うと、「春は増えるよね」みたいな。言い方の問題か? 「やだ、やめてよ怖い」って、変な声のことを言ってるのか、聞こえるって言ってる知人の健康状態を疑ってるのか。

 「霊の声が聞こえます」って言えばいいのか? いやー、何だろうねこの怪しい感じ。

 いや、これならまだいいんだ。耳とか聞こえるとかはさ、まだ何とかなる。気がする。

 問題は「霊のにおいがする」っていう場合。霊臭ね。前にも書いたけどさ。僕はこの、嗅覚で捉えるケースがそれなりにあって。刑事が「におうな」って言っても様になるけど、いやまあ、本物の刑事が言うかどうかは知らないよ? でもまあ、「うわー何この刑事きもーい」みたいにはならないじゃん。

 霊能者が「においますね」って言っても、あんまり信用されないような気がするのよね。「え、そうですか? 別に普通じゃないですか?」みたいな。口答えすんじゃないよ。そんなんだから憑いちゃうんだよおぬし。「実は昨日焼き肉を」ならまだしも。

 多くの人にとって、見えないものは見えないからこそ、視覚で捉えたい。通常なら見えないものだけど、自分だけが見えるっていう特殊さに憧れる。自分が無理なら、知り合いにいてほしい。会ってみたい、紹介されたい。この流れがねー、結構な邪魔になるんだよね。

 つづくんだよね。


Shon01

2018年3月25日日曜日

生き霊は夢に隠れている・後編

 つづき。

 生き霊の技術で凄いのは、姿を変えること。厳密には「違う姿に身を隠す」だね。鏡の中に映る一瞬で、その姿を正確に捉えるのは難しい。だから、現実世界では本人に近い姿でも構わない。夢の中だと、長時間一緒にいるし、いたいからね。違う人物になりすまして、親切ぶっていらんアドバイスをしたりしてくる。有名人への書き込みかお前は。

 匿名、偽名、擬態。目線というか、視覚に対する「隠れ」が徹底してるよね。

 逆に言えば、生き霊は見られることを恐れてる。

 この「夢B事件」の前ね、数ヶ月にわたって左目がおかしかったのよ。下まぶたの痙攣がしょっちゅうあって、たまーに上まぶたに移動して。この移動する症状ってのは霊障の割合が高いんでね。

 「誰だこれ?」と探り始めたけど、自分のことはねえ、難しいんだよ。プロもアマもない。ある程度見当つけられるだけプロだわ、僕。

 と絞り込んだら痙攣が極端に少なくなって、今度は上まぶたがカッサカサになるという。同じ部位で移動→変調。全然違う場所には飛ばないのね。ま、このへんが生き霊の限界ですな。

 で。

 正体が誰で、僕の何を餌にしてるかなってことを考えながら見た夢の中に、もう一つ夢があって、そこにいつもいた「知らない女」が実は「知ってる女」だったという。

 現実世界で見当をつけておいたから、夢Bの内容を夢Aで覚えておくことができて、それを現実に覚めるときまで覚えておけた。明るいところに引っ張り出せたのよね。これはもうね、大興奮。こんな気持ちのいいことはないよ、なかなか。

 それ以来、痙攣もカサカサも消えましたとさ。


Shin01

2018年3月24日土曜日

生き霊は夢に隠れている・中編

 はい、前回のつづき。

 生き霊は隠れる。四六時中「憑いて回る」くせに隠れるたあふてえ野郎だべらんめえはーっくしょいはーっくしょい、あー風邪でも引いたかなって、それ霊障ですよ兄貴。

 何だっけ。

 そうそう、生き霊ってとにかく隠れるのよ。前にも書いたけど、自分の中って暗いでしょ。鼻垂れない、いや放たれないままの思いってのは暗闇に慣れてるんだよね。相手に「くっ憑いて」おきながら、相手の目線からは徹底的に逃れる。直接目が合わないようにする、という方がいいかな。

 だからね、「鏡に何か映ったような気がする」なんてときは生き霊のときが多いよ。直接じゃないでしょ、目線。生き霊にしてもうっかり映っちゃったわけで、いやまあ、実はわざとだったりするのがうっとうしいんだけど、とにもかくにも、驚いてもう一度見るといない。何気なく見るのと、目を凝らして見るのとでは違うからね、目線の質が。そりゃ隠れますよ、眩しいもの。

 そこへ行くと、夢は暗い。目で直接見てないからね。目を閉じてるのに見てるというのは不思議だなあと昔から思うけど、日本語って便利。夢を動詞にしちゃう英語とはもう、ほんとに感覚が違う。宗教観を一致させようってのが無理な話だ。いわんや精神世界観をや。

 隠れるのが得意というか、もはや生存本能だからねって、生き霊相手に何を言ってるんだ僕は。と思わないこともないけど、夢Aよりも更に深く、夢Bに隠れるとはね。驚き呆れるを通り越して、もはや感心するわ。

 つづくわ。


Shin01

2018年3月23日金曜日

生き霊は夢に隠れている・前編

 「夢から覚めたと思ったら、まだ夢だった」っていうことがある。「夢A」の中にもう一つ、「夢B」があるってことよね。マトリョーシカみたいな。

 そこに、知らない女の生き霊が隠れてた。

 夢Bでは何度も会っていて、そのたびに僕を陥れようとしてくる。

 っていうことを、「夢B」では覚えてるんだよね。「またこいつだ!」ってなる。だけど、夢Bから覚めても、そこは「夢A」の中。現実に目が覚めるときには忘れちゃってる。

 夢の中の登場人物やその意味について、現実世界で深く考える人ってそんなにいないよね。忙しいもんね、現実。

 起きてまで夢のことを考えるほど暇じゃないってこと、夢と現実を当たり前のように分けて生きていることを、生き霊はよく分かってる(けど、飛ばした本人は分かってない)。夢Aよりも更に安全な夢Bの中でだけ会って、あれやこれやと振り回す。そんなことして何が面白いんだと思うけど、面白いんだな。相手にされて、構われて、自分のために感情を乱される様子を確認できることが。

 言いたいことがあるんだけど、言えない。会いたいんだけど、会えない。相手を限定したそういう「行き場のない気持ち」。……書いてみるといかにおかしなことかが分かるね、これ。相手があるのに行き場がない。そんなわけないのにね。

 いや、それがね、そんなわけないっていうのが分かればね、わざわざ生き霊飛ばしゃしないんだけどね。

 つづくんだけどね。


Shin01

2018年3月22日木曜日

「お墓参りしなきゃ駄目!」って言われたら

 もしあなたが「長いこと墓参りをしてない」という事実を、そのことだけをシンプルに気に掛けているとしたら、今すぐ忘れていい。そんなこと言われても、長年気にし続けてきたことは忘れるのが難しいから、墓参りしちゃった方が早いんだけど。

 物理的な時間の長さに関係なく、肉体から解き放たれた魂にね、わざわざ名前を与え直して、それでいて家の名前の刻まれた墓に縛り付けようとするっていうのはさ。

 怖いよね。

 「私はそこにはいません」って流行ったけど、あれはうん、そういう意味ではとても良かった。ついでに「トイレにもいません」ってあればもっと良かった。

 実家に戻るとか、生まれた土地に戻るとかっていう、その必然性をね、先祖やらお墓に持たせたのがそもそもなんだとは思うけど。

 そんなことが、その程度のことがね、生きている人間と、そのイメージの中の先祖とを縛り付けて、伝統みたいな顔をしてるってのがたまーに腹立つのよね。

 誰なんだ、それで得してるのはっていう。

 まあ、参る墓っていうか、手を合わせる場所があるってのは、偶像崇拝みたいなもんでね。生きてる人間にとって便利だから、何となく定着していくんだけど。利便性が法律みたいな顔でのさばってたり、それに意味もなく従ってたり、いや、従うのは勝手だからいいんだけど、無言で強要したりする奴がいるっていうのはね。

 「してみたら意外と良かったよ」ならいいんだけどさ。「そりゃお前、しなきゃ駄目だ、今すぐしろ!」みたいなのはちょっとねえ。


Shin01

2018年3月18日日曜日

「本物の見分け方」を語るマニアがいます・後編

 前回のつづきだから。

 霊的な存在の役割っていうのは、物質世界に生きる人間をね、そうでない世界に引きずり込むことじゃないのよ。触れることのできない心を、精神を軸にして、それでも物質世界で生きていくという矛盾。それが我々の日常なわけよね。

 共有できないもどかしさ、どうせ結果しか見てもらえないような日々に疲れて、ついつい物質だけに囚われてしまいそうなさ。

 そんな危うい存在に対して、問いかけたり、こっそりヒントを見せてみたり。それが霊的な存在の、気の遠くなるような仕事なのよ。大変だと思わない? 気づかせたいのに、気づかない方が圧倒的に確率の高い上に、物も直接使えないような導き。

 物質として見せる方が信じやすいんだもん。

 本当に「幽霊を見た」人だって、見たっていうことを信じてもらうために証拠をこしらえちゃったりする。妖精とかネッシーとか雪男とかの写真だってね、全部が全部、最初から話題作りのためだったわけじゃないと思うのよ。

 でも「偽物の証明」をする人が必ずいて、全部「それ系」でまとめられて偽物にされちゃって、信じられる確率がまた下がって。霊的な存在の努力ってのは、物質世界の努力よりはるかに空しい。と思えちゃうよね、こっちからすればさ。

 そんなわけで、「本物」の証明は非常に難しい。本物は心の中にあるから。心のあり方、生き方を問うことで、結果を改善していこうというのが本物だから。「精神世界」とはよく言ったもんだ。

 でもみんなが、大抵の人が欲しいのは「当たりくじの番号」でしょ。「それを言い当てるのが本物に決まってる」と大声で言い張る奴と、そういう超能力を探す人がいっぱいいっぱいいるわけよ。検索の上位に来るような「みんなが欲しがってる情報」ほど、本物からは遠いところにある。

 「見たいものを見たい」とか「知りたいことを知りたい」っていうだけの「結果を決めつける気持ち」は、本物を遠ざけるよ。


Shin01

2018年3月17日土曜日

「本物の見分け方」を語るマニアがいます・中編

 前回のつづきだけどさ。

 フィクションの特殊能力っていうのは、「こうだったらいいのにな」が多い。他人よりも優れていたい、得をしたいと思う気持ちを、登場人物に重ねたり、託したりするから。

 他人の知らない情報を知っていたい、誰よりも先に知っていたいという気持ちが、少年を他県の本屋に走らせる部分もあるわけだしね。いのち短し恋せよ乙女、いくらでも走りゃいいんだけどさ。

 そういう気分がベースになってると、精神世界への理解がズレるのよね。先を知りたい、知っていたい、人よりも先回りしておきたい。フィクションの超能力と、現実世界の(というのも妙だけど)霊能力とがごっちゃになる。

 過去を言い当てる、未来を予言することを「本物」の基準にするんだよね。

 過去を当てられたとして、それが得か? 信じるための分かりやすい材料が(霊的な存在から)わざわざ提示されたってことで、情けなくないかね。こっくりたん的なしょぼさを感じないかね。

 未来の情報なら得か? 結果の分かっているギャンブルで、金だけを手に入れることが。いや、ギャンブルやらんから知らんけど、駆け引きとかもギャンブルの楽しみに入ってるんじゃないの? 負けのリスクや不安を乗り越えてみたいような気分が。

 結果に直結するような、誰でも簡単に驚くような能力っていうのは、ほとんど偽物みたいなもん。「即物的」ってのは、安っぽいんだよ。手から粉出すとかね、物を媒介にして「見えるもので信じさせる行為」っていうのはもう、本物からすげえ遠い。

 薬とか煙を使って、トランス状態になるやつとかもそう。「物質的な媒介を必要とする時点で危ない」っていう方が正確かな。物に頼ってるから。

 つづくから。


Shin01

2018年3月16日金曜日

「本物の見分け方」を語るマニアがいます・前編

 「これは本物だ」みたいな台詞がある。

 漫画とかドラマとかで、超能力者とかに対して使われる言い回し。信じてなかった人が、信じざるを得なくなったりするような場面で、台詞っていうかあれだ、心の声だな。

 前にもちょっと書いたけど、占いマニア的な人たちがね、やれ本物だ偽物だと触れ回るようなことはよくある。

 オカルトマニアや神秘家なんかにも、「これは本物だと思えるレベルには達していない」みたいなことを言うのが好きな人が結構いる。ような気がする。

 そういうことに興味をもつ入り口っていうのは、人それぞれで。だから世界は楽しいわけではございますが。

 「うおおこんな世界があるのか」みたいな衝撃とか、神秘への憧れとか、夢みたいな気分があって入ってくる人がね、結構な割合で存在してて。フィクションから入る人も多いわけよね。創作上の都合ごときっちり信じちゃうっていうのかなあ。そこを動かすのって大変なのよ。個人個人の夢って、強烈な想いだから。

 自分より詳しい人はいないっていう「クラスで一番のマニア」的な立場を確立しちゃうとね、情報源なのか教祖なのかが分からなくなってくる。「隣の県まで雑誌を買いに行くような熱心さ」と、「実際にそういう感覚が備わっていたり、能力を磨いていたりする」っていうことは別なのに、クラスメイトから(暇つぶしに)あれこれ聞かれているうちに「自分は教えられる人」だという勘違いを起こす。

 そうして出来上がっちゃっただけのマニアがね、「本物だと思えるレベル」を語るんだ。おーおきな声で。町内会の噂製造マシーンばりに迷惑。ま、信じる奴も信じる奴だけどさ。

 つづくけどさ。


Shin01

2018年3月15日木曜日

霊感商法と儀式屋さんの境界線

 前回もちょっと触れたけど、見えないものを扱うことの難しさね。

 第三者が入ってきて、「霊感商法だキーキーキー」みたいに言い出したらもうさ、終わりみたいなとこあるじゃない。信じてない奴が断固信じない許せないって立場でね、勝っても負けてもギャラもらうんで頑張ります任せてくださいよっていう。負けることあるのかね、ああいう裁判って。

 まあね、見えないのをいいことに悪いことする奴はいっぱいいるからね。

 でもね、霊感ゼロの神社仏閣関係者がね、「いるかいないかは分かりませんが、癒やしとしての役割が」みたいなスタンスで受け付けるのもどうなんだよと。

 勉強だけした占い師とかと同じだと考えれば、別にいいのか?

 見えないものを見えるようにするというか、共有できる=(第三者も含めて)合意をとれるようにするために発展してきたのが儀式で、勉強すればなれる系の占い師なんかもまあ、同系統だよね。

 そういう意味では、住職も神職も占い師も、基本的には儀式屋さん。絵馬もお守りもありがたいお水も、パワーストーンなんかもぜーんぶ関連グッズで。

 どこからが霊感商法なのかのう。わしゃ分からんわいほうじゃほうじゃ。歴史と伝統の大手チェーン店なら許されるんかのうギギギ。

 貯め込んでるくせに資金繰りが苦しいふりしてるような、悪ーい儀式屋さんはいっぱいいるけどね、昔から。そういう奴に限って、やれ霊木だ神木だってね、神妙な顔して言ってたりするんだよ。まあいいのか、儀式屋だから。

 いいのか?


Shin01

2018年3月14日水曜日

偶然が儀式になってしまうとき・後編

 前回のつづき。

 たった一回の成功体験。たまたまうまくいったケースを、能力や儀式として固定しようとする。叩いて上手くいったんだからと、物理刺激の強弱だけで対応しようとする。叩きまくったり、やたら水かけたりね。

 「霊を呼ぶ巣箱」として繰り返し扱ってるけど、霊障ってのはそんなに簡単なもんじゃない。個人個人の癖に対して、実に巧妙に寄生するし、共生関係にまで発展してしまう場合も多い。

 そういうことを分からずに、最初の一件をベースに固めていっちゃう。

 評判になってその気になって、行くところまで行っちゃうと、引き返すわけにいかない。今さらできないとは言えないし、「やってきたんだ、できるはず、できないはずがない」と言い聞かせて、もっと強い物理刺激を、もっと長い時間をかけてやってみる。

 そして、取り返しのつかないことになる。

 霊能者本人も、取り巻きも、みーんな取り憑かれてたんだよね。見えないものを見たいけど、見えない。だったらせめて、見える人を知っていると言いたい。一番の友達だとか、一番最初に見つけたって言いたい。門徒ちゃんたちと同じっていうか、少なくともそんなに何が違うってわけでもないんだけどね。

 逮捕されたとか、霊感商法だとかって感じで取り上げられて、忘れられていく。忘れた頃に、同じような事件が起きる。

 信じないだけの人たちで裁こうったって無理があるよな、とも思うんだけどね。見えないものってこういうときに厄介だから、見えるものだけを共有していきましょうっていうのが科学で、現代で。まあだから、しょうがないんだけど。


Shin01

2018年3月13日火曜日

偶然が儀式になってしまうとき・前編

 「そんなつもりなかったんだけど」っていう除霊がある。何気ない会話の中で、ツッコミとしておでこをぺちんと叩いたら、やられた方がそういうことに慣れてなくて、それはもう凄くびっくりする。びっくりしすぎて泣いちゃうとか、そのくらいのレベルで。

魂の形が変わる、とでも言えば想像しやすいかしら。その瞬間、叩かれてびっくりしたときだけね。

そうすると、魂の形に合わせてべったりくっついてた生き霊なんかが、パカッと外れちゃう。

「あれ? 肩こりが消えた」とか「頭痛がなくなってる」とか「腰が」とか、分かりやすい形で体調が良くなったりする。長年悩まされてた霊障が治っちゃう。

慢性の不調が消えるんだから、やられた方は感動するよね。それはいいんだけど、あちこちに言って回ったり、「この人にはそういう能力があるのよ」なんて言い出したりしちゃうと厄介なことになる。

評判に振り回されてというか、その気にさせられて霊能者を始めちゃう。「第一発見者」がもう、側近としてぴったりくっついて、先生先生と宣伝して回る。先生らしく、霊能者らしく振る舞うようになると、儀式っぽいこともやりたくなって、どこかで見たような、それっぽいことを取り入れるようになる。心の底では自信ないからね。外側を固めたくなるのよ。

つづくのよ


Shin01

2018年3月12日月曜日

目指すわけがない

  あのー、前回ね。ふざけてみたら、あの後に真面目に書くのがちょっと難しくなっちゃってね。奇跡的にあの記事から入っちゃって、それだけでやめちゃう人もいるかもしれないじゃん。だから次回も読んでねってね、書いたんだけどね。ねのねのね。


 癒やそうと思って書いたって、読む人が癒やされるとは限らない。「うちの神社はパワースポットです!」みたいなね。


 癒やそうなんてね、これっぽっちも考えないで書いてるじゃん。そしたら読んでくれる人の中に、そんな風に感じてくれる人がいて。そういうのが面白いのよね。


 だとすればですね、前回の記事を極めて真面目に、サブタイトルも含めてもう、ほんとにそのまんま読んじゃって、そういうブログだと思ってそれっきり立ち去っちゃう人がいたとしてもですよ。僕としては、これからも自信をもって、ふざけたいときはふざけていくしかないだろうと。


 「ところでその人はどういうのが読みたかったんだろう」っていう興味は湧いちゃうけど、これ僕が勝手に書いてるっていうか、想像上の人物だからね。何この無駄な好奇心。

2018年3月11日日曜日

癒やしのブログを目指して……

  高校の同級生からメールが来て驚いた。びっくりするくらい久しぶりなのに、書かれていたのはこのブログへの感想だった。読んでくれているだけで充分ありがたいと言ってはみるけど、人が何を思うのかを知ることができるのはやっぱり嬉しい。


 彼は仕事が忙しい中、「こっくりたん」を読んで癒やされたらしい。


 あらやだ奥さん! 私知らなかったのよ! このブログに、いいえ私にそんな、癒やす力があるなんて! このブログ、癒やしカテゴリに登録し直さなきゃ! タイトル変えなきゃ! 何がいいかしら! 『遅咲きヒーラーののんびりスピリチュアル ~癒やしの空間へようこそ』なんてどう? いいんじゃない? アメブロでアメンバーを増やして! はー忙しい忙しい!


 次回も絶対読んでね!

2018年3月9日金曜日

儀式で解決できない霊的トラブル・後編

 危ない門徒ちゃん! 前回のつづーき。

 これは大変だ、と気づいたときにはもう遅い。というか、巣箱スパイラルに陥るんですな。信じてないけど怖い、怖いけど認めたくない、見なかったことにしよう隠しちゃおう、わーもっと大変なことになっちゃった。

 で、見た目にも明らかになって入院したり。手術で治りゃいいけどさ。

 日本だろうが欧米だろうが、こうなると「前例」に頼るしかなくなって、過去から儀式を引っ張り出す。

 でも、形から入るもんだから、隙間がどうしてもできる。形を心で満たすのって大変だからね。

 映画みたいにひとまずでも「終わり」が来ればいいけどさ。

 敵をどうするか、じゃないのよ。そこにいる子羊、被害者は本当に被害者なのか。

 被害者がわざわざ出した巣箱、宿り木をどうにかしなきゃいくらでも再発する。ま、再発する方が儲かる人もいるけどね。

 失敗から学ぶのと、失敗を学ぶのは違う。

 失敗を学んだだけなのに、失敗から学んだような顔でね、「次に向かう」だけの人のまあ、多いこと多いこと。

 それで困ったら神社仏閣、お勧めですよやっぱり我々日本人ですよねーみたいなさあ。

 そこを考えないままでちょこーっとお勉強して、神社やら何やらの名前をありがたそうに口にしてみながら、当然の流れで儀式主義になってね、厄除け行ってくださいお祓いしてください盛り塩してくださいってね、大きい声で言うのがね。

 皆さんやっぱりね、常識という名の予備知識に基づいて検索しますでしょ。声の大きい門徒ちゃんの記事がねー、やっぱり上の方にね、あるんですのよおほほほほ。


Shin01

2018年3月8日木曜日

儀式で解決できない霊的トラブル・中編

 はい、門徒ちゃんの悪口。間違えた、前回のつづき。

 儀式にのっとってね、「背筋が伸びます」みたいなノリってあるじゃない。そらそうだろうよ。伸ばしたいからやってんだろうよ、儀式。

 儀式に宿る神だってあるよ。けど、伝統や格式、儀式ってのは形がないと不安になっちゃう人間のためのもんでね。そこ通さないと始まらない神なんてろくなもんじゃない。こっくりさんこっくりさん、いらっしゃいましたらもーにょもにょ。

 人ってね、生き方を変えないで都合だけ変えようとするんだよね、だいたい。で、厄だの男運がないだのって言って、お祓いしてもらおっかなーみたいな。

 やはり効きます、意味がありますって、ギャンブルのビギナーズラックと何が違うんじゃい。一人で盛り上がるのは勝手だけど、自信満々で人に勧めるのだけはやめてくんねえかな。やめてくんねえんだよなー、経験者ちゃんったらもう、すっかり門徒ちゃんだから。

 そういう経験者ちゃんたちにとっては、儀式こそが成功体験になるわけよね。

 これが厄介なんだ。

 形式、歴史の重みを勝手に感じるようになる。

 どこかで見たような儀式を真似たり、参考にする癖がつく。我流亜流の変な儀式が増えて、そこに霊感ちゃんが合流しちゃったりして。自家製こっくりさんのでっきあっがりー。

 しつこいようだけど、問題はね、儀式に根ざしちゃってるってことなんだよ。

 儀式形式ってのは、神様じゃない、人間の商売道具。

 商売するための道具だから、余計なものが入りやすい。巣箱的なものがね。

 それを嗅ぎつける連中の、見つける能力の高さはね、門徒ちゃんの想像をはるかに超えてくるよ。手に負えないのよ。

 つづくのよ


Shin01

2018年3月7日水曜日

儀式で解決できない霊的トラブル・前編

 映画『エクソシスト』(ドラマにもなってるね、今。僕知ってるよ)なんかで有名な、いわゆる悪魔憑きね。あれはキリスト教の宣伝だ、みたいな話がある。悪魔の存在で神の光を引き立たせるってことね。

 アメリカさんのやることは凄いのう、じゃないんですよ奥さん。

 日本にも似たような話はある。

 金縛りに遭って、怖くて夢中で「南無阿弥陀仏」と唱えたら耳元で「そんなの効かないよ」と言われた、なんて怪談ね。

 医学が進歩して、寿命も延びてる現代は「信じてない」が基本になっちゃってるでしょ。恐怖を作ることで信仰心をくすぐるっていうのかな。

 今も昔も、分かりやすいってことが布教の鍵で、変わらぬ伝統。それがただ積み重なって、結果的に歴史になっていく。

 それはいいの。そういうもんだから。

 伝統と歴史にあやかるだけの門徒ちゃんがいて、自分の年齢より長けりゃもう、それだけで尊敬する。「続いてきたからにはちゃんと意味がある」みたいな前置きをして、ありがたやありがたやってね、続いてきたのは「民衆」も同じだろうに。

 民衆ってものの体質が大きく変わらないから、宗教や信仰も伝統っぽい顔をしたままでいられる。声が大きいだけの門徒ちゃんが、そのまた門徒ちゃんを低品質で生み出し続けるサイクルが、今日もおかしなスピリチュアルを支えていくのであります。

 つづくのであります


2018年3月4日日曜日

女の念が引き起こす病気がある

 ひなまつりに「男が厄を語るとき・後編」なんて書いてたのか僕は。

 でも読んでみると実はかなり女性の話だったりもして、あれだね。そこにシビれる! あこがれるゥ!

 時代的なこととか言い回しとかね、色々あるけど。それで隠れちゃうこともいっぱいあって、あえて書くべき、使うべき言葉っていうのもまあ、このジャンルには多い。

 「女の情念」とかね。げに恐ろしきは、かどうかはさておき、女と男では心の性質が異なるっていうのは、誰もが何となく受け入れている事実だと思う。あんまり気を遣って優しい言葉遣いをしているとですね、陰ができやすくて逃がしやすいんですな、問題の根っこを。それだと僕みたいな仕事はできません。

 女の情念と聞くと、大抵の人はやっぱり、恋愛絡みのことを思い浮かべる。

 これが大きな陰になりまして、大きな秘密を隠しちゃう。

 肉体関係だけじゃなくって、血縁関係でも強く働くのが女の情念でございまして。母と子、きょうだい(この書き方は好かんが便利で悔しい)間でも威力を発揮いたしまする。

 女性が慢性の痛み痒み、病院で完治しないやつを抱えている場合はね、結構この、血縁が根を張っちゃってる。で、何だろうな。家族だからね。愛情が病原だと理解する、しなきゃいけないのって大変なんだよね。

 だからこそ、僕みたいな他人が掘り起こして、断罪っていうと重いし怖いけど、断ち切ってやる必要があるのよ。

 情念って結局生き霊が発生しちゃうんでね、受ける方も送る方も疲れちゃう。お互いにとっていいことなんだなっていうのが分かれば、ちょっとずつでもうまくいく。


Shin01

2018年3月3日土曜日

男が厄を語るとき・後編

 マンダム。間違えた、前回のつづき。

 嘘と秘密が身体に溜まる。溜まりに溜まって、あちこち悪くなる。ケガが増える。

 それが原因だってことはどこかで分かってる(といっても自覚はしていないことが多い)んだけど、かっこいいと思ってるもんだから止まらない。

 かっこいいと思ってるのって変だから、周囲、特に女性にはバレるのね。不倫ネタで怒るのって女性でしょ。何だろう、本当に怒るのってさ。そういう怒りも呼び寄せるから、もうほんと、超巣箱

 「厄だ厄だ」ってね、何となーく嬉しそうに、誇らしげに言うんだよね。あれ、親が言ってたのかなあ。それをかっこいいと思って見てて、今では私がお父さん。

 こうやって書くとね、アホみたいでしょ。そのアホみたいなことをね、大真面目にやってる人がいるのよ。かっこいいと思ってやってる人が、たーっくさんいるの。

 べらべら喋ることがいいことだとは言わないけど、「黙ってることがかっこいい」ってのは病気や怪我のね、大きな原因になる。肩こりとか腰痛、鼻炎もそう。「付き合っていかなきゃならない」みたいな症状は、付き合ってる女(またはその付き合い方)が悪い。物理的に治せたとしても、違うところに溜まる。

 痛い痒いって言うからね、話を聞いて、どう考えてもそれだよやめなさいよって言うじゃん。言ってもね、全然聞かないの。悪いことだと思ってないから。説教はいいから、痛い痒いだけ取ってくれよって、バカだろ。それはもう、治る気がないってことだからね。

 身体の問題を物理的なところに、もう意地でもとどめようとするのは男が多い。圧倒的に多い。そういう極めて男性的な心理にとって、「厄」って言葉は物凄く便利なんだろうね。


Shin01

2018年3月2日金曜日

男が厄を語るとき・前編

 厄だ厄だと触れ回る人は、と書いてもねー。当の本人は「おっ、これわしやんけ、わしのこと書いとるやんけ」とは思わないのよね。ま、そんなんばっかりだよ、精神世界ネタは。

 厄って言葉を使いたがるのって男が多い気がするんだよな。だからね、「男が厄を語るとき」っていうサブタイトルで書いてみたけど、「女が厄を語るとき」も書くとは決めてないよ。

 ええと。

 男が「厄」を口にするときは、女性問題というか、女性とは限らんのか。まあその、情愛が絡んじゃってる場合がほとんど。肉体関係がある、またはあった相手との繋がりが不健全で、それがあっちこっちに悪影響を及ぼすんだよね。

 不健全な関係になればなるほど、おかしなダンディズムを出してくる人っていうのがいる。「モテている」みたいな気分が「俺は男だ(あいつを守るぜ)」という自意識を高めて、何だろうな。自慢したいくせに、変に寡黙になるんだよね。

 本人はかっこいいつもりなんだけど、かっこ悪い。

 不健全な関係だから、周りからの評判はあまりよろしくない。それを分かってるから、「俺はいいが、あいつを傷つけるわけにはいかない」という名目のもとに黙る。うーん、俺っていい男。マンダム。つづく。


Shin01

2018年3月1日木曜日

低級霊について語る低級さんたちを「こっくりたん」と呼びます

 「こっくりさんは低級霊だから」みたいなことを語るスピリチュアリストや神秘家はたぶんね、結構いるでしょ。前回書いたようにね、もうここぞとばかりにだいちゅきなブランドを引き合いに出して。

 そのね、あなた方のだいちゅきっていうエネルギーがね、大きなこっくりさんを作ってるだけかもしれないってことをね、考えたことがあるのかと。

 あるわけないんだよね。

 歴史とか文化とね、精神世界における正しさとをね、分けて考えないといけないんだけど。「見えない世界」という形のない真実を「したり顔で語りたい」という方が強くなっちゃってるもんだから、後ろ盾が欲しい。

 学べる知識ってのは、手っ取り早いんだよね。そういう人たちの後ろ盾として。

 歴史に敬意、文化に敬意、名前に敬意ってな感じでおかしな謙遜とへりくだりを重ねて、最終的には門徒として傲慢に語る。

 そういう人たちに支えられてるブランドや宗教、それに基づいた儀式なんかがね、こっくりさんと違う(と当たり前のように固定されて、疑われもしない)ってのが、僕には分からんのです。


Shin01

2018年2月28日水曜日

「厄」をやたらと語る人たち

 いわゆる「スピリチュアル」とかその周辺の話に関心がなさそうな人たちでも、「厄」って言葉は割と気軽に使う。「厄がついてる」とか「厄が落ちた」とか、場合によっては「厄を持って行ってくれた」とかね。

 「運」とか「厄」は使うのに「霊」は頑なに信じないみたいな人って多いけど、バランス悪いなって思わないのかな。思わないか! 思わないから平気で偏るのか! まあいいか、そんな人たちの話は!

 いいんだけどさ。

 厄とか運とか、アレルギーを呼ばないようなね、普遍的な言い回しとして定着してるでしょ。こういう用語って歪んじゃうのよね。歪むから定着できるんだけど。

 厄はくっついてくるんじゃくって、自分で引き寄せるものなのよね。ついてるとかついてないとか、誰かのせいみたいな言い方するでしょ、みんな。違うんだよね。「霊を呼ぶ巣箱」と同じで、自分のせいなわけ。

 だから、神社とかお寺でお祓いをしてもらっても落ちない。彼らの商売を邪魔する気はないけど、僕が皆さんの幸せを願ってみてもいいでしょ(笑)。

 ちょっとこう、スピリチュアリストというか、神秘家というかね。「自分よりもそういうことに関心のある人が周りにいない」くらいの人がさ、自信をもって「厄」を語ったりするのよ。

 そういう人はね、ブランドが好き。有名な神社とか有名なお寺、有名な神様を引用しては、もっともらしい顔でもっともらしいことを言って、今日も一日、クラスで一番のスピリチュアリストみたいな満足顔でお過ごしでいらっしゃる。

 やめてくんねえかなーって思うけど、そういう人がこれ読んでも「あっ、これは自分のことだ!」って思わないからね。あー厄介厄介。


Shin01

2018年2月27日火曜日

引っ越し先で最初にすべき儀式とは

 ぼちぼち三月、引っ越しシーズンであります。

 スピリチュアル的に「新居に運を呼び込むためには?」みたいなネタがありがたがられる季節であります。

 というわけで僕もですね、とりあえずこれだけはやっておけ的なことをですね、書こうかなと。

 ええ、まず一点目。

 ねえよ!

 むしろすんな、盛り塩とか。

 「儀式ってあるのかな」と思うとね、ルールを意識するでしょ。知らなきゃいけないんじゃないか、守らないと祟られるんじゃないかっていう恐れが生まれる。

 その方がよっぽど危ない。

 儀式格式ってのはね、人を不安にさせないためにあるはずなのに、何かルールの奴隷みたいなね、本人はルールの使者みたいな顔しててそれがまたタチが悪いんだけどさ。スピリチュアルの作法を教えます守ってください厄はきちんと祓ってください二礼二拍手一礼を守らない奴は人間じゃありませんので死んでくださいみたいなね。

 まあ、不安を煽ってこその商売みたいなとこもあるんでしょうけど。

 現代社会の暮らしの中で、どうやって風通し良く、明るく生きていくか。その辺を支えてくれる部屋ってどうやって作るのか。これはもう、本当に個人個人で違ってくるし、そこと向き合う、自分を知ることの方がよっぽど大事だから。

 まあ、それを知りたくない人ばっかりなんだけどね! わははははは。


Shin01

2018年2月12日月曜日

霊の匂いはハイレゾ?

 たばことか香水が困るのは、感覚が狂うからで。

 振り返ると、母がたばこをやめた時期と、霊的な感覚の自覚の始まりとが一致してるような。

 していなかったとしても、匂いというか、鼻の感覚がね、僕にとってはとても大事なようで。

 ハイレゾってあるでしょ、ハイレゾリューションオーディオ。CDでは「人の耳には聞こえない」としてカットされてる音域も入ってて、なぜか違いを感じるとか、いや実は感じていないとか。

 まあ、そういう科学オカルトぎゃーぎゃーぎゃーみたいな話はさておいて。

 匂いだと感じない匂い、空気の中にね、無自覚に認識してる情報がいっぱいあって。まあ、匂いの幽霊、幽霊の匂いみたいなもんだと思えばいいよ。

 僕にとっては重要なんだな、そういうのが。

 たばことか香水とかの「見えすぎるにおい」はうーんと、フラッシュをずっとたかれてて、その向こうに二人の女性がいるんですがどちらがタイプですかって聞かれても困るじゃん。

 だから嫌っていうか、困るわけ。やたらな故意の匂いみたいなのは。


Shin01

2018年1月31日水曜日

お化けはみんなやってる隙間活用術

 モノクロお化けネタのつづき(雑)。

 空いてるスペースには想像が入り込む。それが幽霊(と、ここではしておきます)に力を与える。「お前のその力を使って次回は希望の色で出てやろうかあ」とか、そういう無駄なことはしないのよね。色に溢れた現実に対しても、モノクロの方がコントラスト強めでインパクトあるし。カラーの世界にぽつんとモノクロで存在すれば浮きますからねわはははは。

 「幽霊は白装束で長い黒髪」っていう固定観念があるなら、出る方としてもね、そう見えるようにしときゃ楽なのよ。すぐ「幽霊だ」って思ってもらえるから。「あなたの意識に語りかけています」とか説明しなくていいから。

 生き霊もモノクロのケースが多いような。僕だけかな。バレたくない場合はやっぱり、情報は減らしてくるしね。バレたくないんだけど気づいてほしい。あーあ、めんどくせえなあいつら。だから生き霊なんだけどさ。

 「うわ、霊だ」ってなったときに、パーンと膨らむ人は少ない。フグって凄いな。

 「ヒイッ」と引っ込む。

 隙間ができる。

 そこにシュッと入られる。想像の入り込む余地を作って現れ、相手の中に隙間を作って入り込む。

 やるなロンド・ベル。間違えた、生き霊とか霊たち。


Shin01

2018年1月30日火曜日

お化けはなぜ「白装束に長い黒髪」なのか

 お化けといえば「白い服で長ーい髪の女」みたいな共通認識があって、『リング』の貞子がそれを現代的ビジュアルイメージとして再定義した。

 映像はいとも簡単に消費され、すぐに飽きられる。「結局また貞子風の」って言われる。

 双璧みたいな感じで『呪怨』のあの二人が挙げられることもあるけど、あの二人もやっぱり白い服と黒い髪。

 どうしてこの伝統が崩せないのかっていうと、情報が少ない方が怖いから。同じ腕なら、カラー写真よりモノクロ写真の方が何となく、味があるように見える。

 ミッキーマウスとかディズニー版プーさんみたいな、「とにかく赤い服着たネズミ/クマだった」っていう記憶になると、勝手に陽気そうだなと思う。鬼太郎もQ太郎もブラック・ジャックも、ブラック・ジャックは医者だから関係なかったキリコか、いやキリコもじゃん脱線がひどいな、とにかくあれだ、赤い服着てないもんね。

 色の情報が欠けている。

 情報に隙間、スペースがある。

 ドーン!

 この隙間の話をするときって、喪黒福造が邪魔なんだよなーってあいつもモノクロだホーホッホッホ。

 もういいや、これも次回に続こう


Shin01

2018年1月29日月曜日

トイレの誰子ちゃん・後編

 はい、前回のつづき。

 「だっ、誰かいるのっ!?」

 返事がなければ誰もいない。何だいないのかー、なら安心だー。

 っていう安心の仕方って、難しいんだよね。

 「あ、はい、えーっと、呼びましたよね? たぶんいましたっす、自分、たぶんですけど、ハイ」

 っていう返事がある方がすっきりする。いるはずないけど音がしたもんね、やっぱりそうだよね、いたのね、いたんだよね? 良かったー、はっきりして。

 「誰かいるの」→「シーン」→「ズズズ」→「だっ、誰かいるの」→「シーン」→「ズズズ」→「いっ、いるんでしょっ、誰!?」→「シーン」

 これが一番怖いっていうか、気味が悪いっていうか。

 誰かの明確なリアクションがある方が安心するんだよね、実は。「気のせいだった」って結論に自信を持てるようになるまでにはやっぱり、時間も労力もかかるから。

 この矛盾、もやもやした部分が「隙間」になる。「空き室あります」って書かれたスペースが生まれる。

 人に話すにしても「お化けがいた!」っていうオチがある方が聞いてもらえるしね。「シーン」で終わってる話だと、ストローくわえた彼氏に「何それふーん」みたいな反応されて落ち込んで、一人暮らしの部屋にオチとしてのお化けの出現をもう、もはや望んでしまう。

 そんな目先の小さな気分も「願い」と解釈して、シュッと入り込む偽物がいっぱいいるのよ。だからまあ、「手から金粉が出てたきゃっきゃっきゃっ」みたいな話で盛り上がりたくて盛り上がってる霊感あるんですよーなおともだちたちなんかを見ると、そこまでにしときなさいよと思う(繋がった!)。


Shin01

2018年1月28日日曜日

トイレの誰子ちゃん・中編

 ふざけすぎた昨日のつづき。あ、「ふざけすぎてるのが好きでこのブログを読んでます」という方はですね、この記事のコメント欄にその旨をぜひ。

 「ホラー映画を見た後のお風呂が怖い」ってあるじゃない。髪を洗ってるときの後ろが気になって、みたいな。

 それってもう「押すなよ、絶対に押すなよ」みたいなもんでね。期待に応えたい、役に立ちたい見えない何か(ただし低級)からしてみれば「需要だ需要だ! はいお客様、喜んで!」ってな感じ。

 子どもがやるでしょ、「ねえママー、もしここにさ、ジュースがあったらびっくりしちゃうよね、お水しか頼んでないのに(ちらっ)」みたいな。見え見えの安い、もうやーっすいやーっすい願い。

 「蛇口からコーラが出たらいいのに」っていうのと、「振り返って(さっき映画で見たような)お化けがいたらどうしよう」っていう気分に、大した違いなんてないんだよね。「もし○○だったら」と備えてみる気持ち。「あたしの隣ならいつでも空いてるよっ☆」みたいな、意図的にスペースを空けるような心の動き。

 ポジティブだろうがネガティブだろうが、低級な存在からすれば「どこからでもすぐに見つけられる簡単な需要」に過ぎない。

 「叶えてやればポイントが貯まるぞ! 感謝されればポイント五倍だー(って誰かが言ってたー)」みたいな感じ。

 だからね。感謝の心はもちろん大事だけど、昨今の滅多やたらな「させていただく」症候群は危ないんすよ。また明日もつづくんすよ。


Shin01

2018年1月27日土曜日

トイレの誰子ちゃん・前編

 小さめの男性用トイレに入る。奥に個室が一つ、真ん中に小用が一つ、手前に鏡と洗面台。

 個室の扉が閉まっているから、このトイレには人間が二人。

 のはずなんだけど、洗面台の方からも音がする。

 ホテルのトイレだからね。高級っぽい硬質素材で囲まれた狭い空間。個室の人がわりと賑やかに作業してるから、それが簡単に反響して、そんな風に聞こえる。そうだ、そうに違いない。何でもない何でもない落ち着け落ち着けと言い聞かせるほどに手元が震えてうわしまった何らかの液体が不都合な飛び散り方をおのれ一人ならこんなことにはならなかったのに個室の奴めこうなったらこの止まぬ飛び散りをそっちに向けてやれわはははは。

 ……何だっけ。

 あ、そうそう。反響ね。

 反響とか反射とか、何となく顔に見える模様とか。

 「おや、誰かいるのかな」というようなふとした気分。そういうちょっとした思いに敏感に反応して、シュッと入り込むものもある。話しかけられすぎたぬいぐるみとか、必要とされすぎた人形とかね。

 「パパ! ベッドの下に誰かいるよ!」
 「大丈夫だジョージ、パパの下にいるのはママだよ」
 「それは知ってるよパパ、そうじゃなくってベッドの下に」
 「何だ知ってるのかジョージ、だったらなおのこと早く寝なさい」

 バタン。ギシギシ、ギシギシ。

 「ジョージ! このギシギシは廊下が古くてパパが歩くと」

 駄目だパパは分かってくれないけどママじゃない人がいるよりはずっとマシだこんなご時世だものそうじゃない間違えたええっと何だっけそうそう、ふざけてたら思ったより長くなったから明日につづく。


Shin01

2018年1月26日金曜日

見ないはずの夢

 フィクションではお決まりの表現なんだけど、実際はそんなことないよっていうのあるでしょ。女の人が急に「うぷ」ってなって、大変だ妊娠だみたいな。いや、僕もよく知らないけど、あれを見るたびに母が怒ってて。もうずっと、何十年も同じ表現を見るよね。謎の粉末を舐めて「青酸カリだ」とか、後頭部トンッてやって気絶させるとか。

 「まあ記号だから」って言えるのは大人になってから、いやいや、大人になっても信じたままの人はかなりいるんじゃないでしょうか、お取り込みのところ失礼しますそもそも大人になるということは何かを我々はまず話し合うべきではないでしょうか何だこいつは黙らせろうわやめろ何をするモーゴモゴ。

 ええっと。

 悪い夢を見て汗だーらだらで目が覚めて、「またあのときの夢か」みたいなやつ。過去の嫌な体験をそのまま夢に見て、やり直したいと思ってる的な描写ね。

 あれ、ないよね。

 夢ってそういうもんじゃないでしょ。もっと奥が深くて、示唆に富んだものでしょって、つい思っちゃう。

 いるのかな、広い世の中には。そういう記号的な、ドラマや小説に使われるような夢を繰り返してる人も。


Shin01

2018年1月23日火曜日

声に出して読んでもらいたい造語

  あんだけ巣箱巣箱書いてたもんだから、いやそらもちろん自分でね、勝手に書いたわけだけど。「巣箱」をもうね、用語にしたいなーと思うわけ。


 で、「巣箱を設置するような行為」のことをね、「すば行為」と呼びたいという衝動にも駆られるし、実際、シリーズ執筆中に自然に、ごく当然のように書いちゃおうかという誘惑と闘ったりもしてたんだけどさ。


 言うのはいいんだけど、書くとまーあかっこ悪いんだよね。「すば行為」。「スバ行為」、「巣ば行為」、「巣箱う為」。「巣箱ーイ」……。「巣箱行為」で「すばこうい」と読ませるとかもうね。


 だからやめたの、あたし! ぜーんぶやめちゃった!


 これが若い頃の牧瀬里穂の声で読めてしまったあなたは、デイリークイーンのソフトクリームのおいしさが忘れられない人です。

2018年1月22日月曜日

癒やしの部屋 ~霊を呼ぶ巣箱4~

 「せっかくの一人暮らし! 癒やしの空間にしたいわっ」と、アロマとかお香とかで部屋を満たしているあなた。おめでとうございます。今やもう、あなたのお部屋全体が霊を呼ぶ巣箱!

 理屈としては「カラコンの霊的リスク」と同じようなもんですけどね。好きでやってることだから、見ず知らずの僕に言われたところでまあ、むしろ意地になって続けることでしょうわはははは。

 好きな香りで満たされたあなたの自慢の空間。そこを訪れたお友達もね、入ってすぐ「うわ、何この匂い」とは言わないと思うんですよ。そういう人だから二人はお友達なわけで。うん、いーい話。

 だけど「この匂いが嫌だとは言えないな」みたいな見えない距離感が生まれてね、ちょっとずつちょっとずつ、疎遠とは言わないけど、前とは違う関係になったりして。色んな人の「言えないな」が重なって、マイルドに孤立していって、人間じゃないものとの縁ばっかり深まっていったりして。

 「好きでやってること」が「こんな風になりたかったわけじゃないのに」に変貌しちゃうことは結構多い。四回にわたって書いてみたけど、巣箱ってそういうことよ。取り返しがつかないってわけじゃないからね。これ読んで気づければラッキーよアナタ。


Shin01

2018年1月20日土曜日

霊を呼ぶ巣箱3

 ……いや、書くつもりじゃなかったんだけどね、「霊を呼ぶ巣箱3」は。前回ああやって締めたら何だろう、逆に書いた方がいいのかなって。

 だからってあれだよ! 書くからには真面目に書くよ!

 ええっと。

 そうそう、以前「トイレで開運! あ、そういう意味じゃなくって」って記事でも書いたけど、照明は役に立つよ。巣箱を作らないようにする助けになったり、家の空気を変えたり。カーテンとか家具の配置を変えるよりも大きな、ポジティブな変化をもたらしてくれる。

 憑きやすい人の部屋は「あー、やっぱりな」って思うような感じの明かり。まあ、憑く憑かないに関係なく、照明に無頓着な人の方が多いんだけどね。

 お祓いとかやってもね、帰ってくる部屋は同じでしょ。まあ、家に呼んでお祓いしてもらうとか、お札貼るとかもあるけどさ。やっぱり「どう暮らしていくか」の方が大きいわけ。根治のためには。

 まあ、定期的に治療や薬を欲しがる人の方が商売としてはありがたいし、経済を回すという、お馴染みの話になってまいりますが。

 あなたの心だけでなく、あなたの部屋そのものが巣箱になっていませんか……? とかいう怖がらせサイト作れば儲かんのかなヒヒヒ。


Shin01

2018年1月19日金曜日

霊を呼ぶ巣箱2

 前回の「霊を呼ぶ巣箱」っていうサブタイトルさ、ホラー小説とかみたいで怖いよね! で、今回「霊を呼ぶ巣箱2」って付けてみたらさ、駄目な続編っぽいよね!

 以前っていうか、だいぶ前に「ホラー映画の『これ絶対終わってないでしょ』問題」っていう記事で書いたんだけど。あの「終わってないんじゃないこれ?」っていう安定の不安感は、巣箱を置いてしまうその人の心の習慣がね、何一つ変わっていないからなんだよね。まあ、僕の場合は少なくとも。

 「悪い家に住んでしまった」んじゃなくって、どんな理由であれ、そこをいいと選んでしまった心に問題がある。ブームなのかよってくらい事故物件って言葉が出回ってるような気がするけど、事故物件自体にそんなね、大したエネルギーはないんだよ実は。住む人との相性みたいなもんはあるとしても。

 普通に住んだり、模様替えしたりすりゃ平気。だけど、そのときにね、気分を先に変えないといけない。気分を変えたいからカーテン変えようっていう順番がね、どのくらいの深さまで浸透してるかが問題なのでございますよヒヒヒ。

 えー次回、待望の「霊を呼ぶ巣箱3」が……。


Shin01

2018年1月18日木曜日

霊を呼ぶ巣箱

 「憑いてますか?」って聞いてくる人にはもう、だいたい憑いてる。憑いてる状態に興味あるから。「憑いてたら怖ーい、どうしよー」っていう気分があるから。だからもう、そう聞いてきた瞬間にも憑いたりする。

 「憑いてませんよ」って言うと「良かったー」って返ってくるけど、いやいやあなた、ちょっとがっかりしてるじゃんっていう。そんなホッとし方ある?

 よろしくないものが憑くっていうのは、「何もしてない哀れな子羊が一方的にひどい目に遭う」ってのとは違うんだよね。

 鳥が来たらいいなーと思って、庭やベランダに巣箱やら餌台を設置するような、そういうことをしてる。無意識だろうが、自覚的にだろうが、とにかくやってる。

 根治っていうのは、そこに手をつけなきゃならない。そういう心の動き、習慣や人間関係に。

 解決したいんだろうから「それやめちゃっていいよ」って言うんだけど、「えーでも楽しくてやってるんですけど」とか言ってくる。手が掛かるんだからお金も掛かるんだけど、わー高いみたいな顔してきたりしてね。思ってたのと違うってそりゃあんた、そう思っちゃう人だから憑くんでしょうよ。

 「これやめるくらいなら取り憑かれてもいいっ!」て、昭和の飲んだくれか(笑)。

  つづく。


Shin01

2018年1月17日水曜日

お参り斡旋を経済効果で受け止めてみる

 あ、そうそう。「どこそこの神社に行きなさい」系のスピリチュアリストたちも別にね、いいのよ。そういう霊験あらたか的なアドバイスが好きで、それにこそお金を払いたいって人たちもたーっくさんいるんだから。

 神社とかお寺とか、色んな宗教観のね、門徒としての霊能者っていうのかな。大学名とか病院名とかで一番安心できる消費者みたいなニーズって強大じゃない。広く受け入れられるってことは大事ですよ。

 僕はつい「丸投げじゃねえかお前」って思っちゃうけど、門徒なんだから。丸投げこそ我らが使命! の精神で、どんどんどんどん丸投げていただいて。

 遠くにお参りするとなれば、交通手段やらお弁当やらお土産なんかの経済効果とか、移りゆく景色による適度な刺激や癒やしによる健康効果とか、世の中回してる感が凄い。あらやだ、結構やるじゃん丸投げちゃん。


Shin01

2018年1月16日火曜日

占いマニアの見つけかた

 おや、坊や。張り切ってるね。今日の獲物は何だい? そうか、まだ空か。お目当ては? ほう、リーダーたちを捕まえたいのか。

 一般的なスピリチュアル系ってどんな雰囲気になってんのかなー、同じこと書いてる人っているのかなーって検索してみると、結構すぐ見つけられるぞ。Amazonレビューの「商品には満足ですが、箱がへこんでいたので★一つです」みたいなもんだ。


Shin01

2018年1月15日月曜日

占いマニアの決めゼリフ

 占いにハマってて、あちこち行ったことを自慢にしてるっていうか、変なベテランみたいな自覚であれこれ喋ったり書いたりする人がいる。

 「だいたいみんな言うことが同じ」とかね、「他のスピリチュアル系と変わらない」とかいう自信満々なお言葉で、悩める掲示板の皆さんを今日も元気にミスリード。

 「みんな言うことが同じ」なのは、聞きたい話しか聞く気がないから悩みの解決なんてするはずもなく、「どこに行っても同じことを言われ続けるあなた」と化している可能性がございます。

 自分の悩みをそれはもう、極めて特別なことだと決めつけているから、特別扱いされないとご機嫌斜めで、満足させてくれない占い師やら霊能者やらを叩いてみせて、悩める皆さんのリーダーの立場を死守なさる。

 今日もご苦労様でございます、リーダー!


Shin01

2018年1月14日日曜日

本物の霊能者、本物の依頼者

 占い師や霊能者に怒られて、「何でお前に怒られなきゃいけないんだ」とか「何であの人たちってあんなに偉そうなの?」みたいな話があるけどさ。

心霊的、精神世界的にね、体質改善をしなきゃいけないって面があるわけ。根治を目指すなら。

怒られて泣いて、ショック療法みたいな感じで生き霊が外れちゃうとかね、想定外のまぐれ当たりが評判になって、「怒る占い師」になった人もかなりいるはず。

人の反応で自分の本質を見失うなんて、占い師や霊能者じゃなくってもよくあるのにね。ただでさえインチキ呼ばわりされやすいわけで、難しい商売だなとも思うけど。

そもそもね、「根治を望んでいる依頼者なんてほとんどいない」ってことが問題なのよ。

「スーッとするのを塗ってほしい」みたいなね、その程度の気分で来るから。それでたまたま「憑き物が取れた」感じになれればラッキーじゃん。もらったフリスク食べたら骨折が治ったみたいなもんで。そら評判になりますわ。

まあそんな話は今に始まったことじゃないから、「占い師とか霊能者ってのは癒やしの職業だ」っていう原則みたいなものもね、伝統として受け継がれてきた部分があるのよ。癒やしの技術を売ればいいんだっていう。

それはそれでね、ビッグデータ的な商売の知恵の蓄積で、結構なんですけれどもね。

本物はいるし、根治への道もある。という話が過剰に薄められていく感じはちょっとなっていう。


Shin01

2018年1月13日土曜日

善意の霊能者さんのこわーい話

 その昔、「憑いてます」って言われてね。「バレないように背けてて、顔は見えないけど」って。

 対処法を教わってその通りやってみたんだけど、外れないんですよ。「真面目にやらなきゃ駄目だ」とか怒られたりして。やってるのになあってね、深刻な顔で悩んだりして。いや、今だから軽く書いてるけどさ。書けない複雑な事情をさっ引いてるからね、軽く読めるのよ皆さん(笑)。

 ええっと。

 あれ? あっ!

 粗やつ(粗末なおやつ)! じゃない、其奴だ!

 「憑いてます」って教えてきた当人が僕にもう、べーったりと憑いていたという。目当ては僕じゃないのに、僕の立場になりたいというか、疎ましいというかで。生き霊。

 自分で気づいて、関係者に明かした瞬間にパカッと取れた。

 生き霊の場合というか、厄介なのはもう、だいたい生き霊なんだよね。「見破る」というのは大事なんだけど、それがどうして憑けちゃったのかってことまで解明しないと外れない。いったん外せたとしても、何度でも再発する。

 再発を防ぐ、憑かないように霊質改善をしていくってことが肝要なんだけどね。

 憑いてますよって教えてくれた霊能者も、それが自分の生き霊だってことまでは分からない。明確な悪意ではなくて、無自覚の負の感情。

 生きている人たちの間にはそういう複雑な事情や心情というものがあって、そこに踏み込んで対処できなきゃ商売にしちゃいけないと思うんだけどね。

 あ、ちなみにその霊能者は無償でね。善意で教えてくれて、助けになろうとしてくれたんだよね。自覚としては。

 バナージ……、哀しいね。


Shin01

2018年1月12日金曜日

「人間の方が怖い」と言われたら

 「生きている人間の方がよっぽど怖い」みたいなことを言う霊能者は多い。怖さとは何かねと思っちゃうけど、まあそれは置いといて。

 じゃあどうするか。「死霊なり生き霊なりの影響があって困っている」現状にどう対処していけばいいのか。その辺のことを分かっている奴のまあ少ないこと。少ないっていうか、ほとんどいないんじゃなかろうか。

 「霊能者」って何だろうね。「英語分かる」みたいなもんかな。読める、書ける、ちょっとは喋れる、喋れるけど発音はひどい。色々あるけど、それぞれ別に、分からないってわけではない。

 霊が見える、心霊世界に詳しいっていうのは霊能者本人の問題であって、そのことを他者にどう生かせるか、助けられるかっていうのは別問題なのよね。

 難しい顔した霊能者にさ、「どこそこの(有名な)神社に行け」とか言われるイメージない? 丸投げじゃねえかお前、さては全然分かってねえなって思うわ。


Shin01

2018年1月11日木曜日

Shinodsが儀式より重視すること

 スピリチュアルでもオカルトでも心霊でも、言い方はまあ何でもいいんだけどさ。

 依頼者はやっぱり、悩むわけよね。悩んでるから誰かを探して、真剣に依頼する。

 その受け皿としては、真剣そうに見えることも大事なんだろうとは思う。そういうイメージを支えるために儀式とか、それっぽい服装とか数珠とか、難しい顔とかがあったり、ありがたがられたりする。

 ただねえ。

 ふざけてるように見えたり、軽く思えたりする人だからってね、能力がないとは限らないのよね。

 深刻そうな顔をした方が商売にはなるけど、真剣にやってるかどうかとはもう、全っ然別の話だからね。


Shin01