そこには良いエネルギーが満ちており、行けば誰もが機械の身体をもらえる……間違えた、えっと元気になったり、運が良くなったりするというね。
「行けば誰もが」なんて言うもんだから、誰も彼もが行くようになる。「何か知らんけど御利益があるらしいから」、御利益御利益きゃっきゃっきゃっ。イケメンイケメンきゃっきゃっきゃっ。
御利益と 漢字で書くと 浅ましい
御利益を「いいこと」に置き換えてみますかね。いいことってのは、人によって、もしくはその人の情況によって異なるわけです。異なる需要、異なる欲求を満たす魔法の言葉、「いいこと」。
霊感は誰にでもあるけど、それをどのように使うか、使っているかが大事であって。そういう部分、個人の想いの方向、何を大事に生きているかみたいなところと、その場所のエネルギーとの相性が果たしてどうか。
相性が良ければ、晴れてそこがその人のパワースポットとなる。
いい医者だって聞いたからわざわざ来てやったのに、なんだとんでもねえヤブ医者じゃねえか、みたいなね。「ハードル上がる」とか言うけど、聞く方の聞き方だってあるし、効く方の効き方だってある。あなたのパワースポット、お友達のパワースポット。共有できなきゃお友達じゃないとか、そういうのとは別の話。
そういう細かいこと考えるのがめんどくさいから、誰にでもある程度、だいたい御利益があるみたいなのが「有名なパワースポット」になるんだろうけど。誰も彼もが行くようになれば、見えるゴミ、見えないゴミが結構増えて、そのゴミの方に引っ張られて具合悪くなる、なんてこともあるんでね。
相性のいいパワースポットってのはまあ、意外と静かなもんです。
Shin01